「きなこ」、おかあさんをベットから突き落とす…

おとうさん、おかあさん　「さて明日も早いし、みんなそろそろ寝ますぞ！」

きなこ　「ふ～んふん、今日もおかあさんのお布団で一緒に寝るのー。」

あずき　「おにいちゃま、今日も「きなこ」おねえちゃまがおかあさんを独り占めするみたいにゃ。」

だいず　「うむ…（だいずも心の中ではゴロゴロしたいけど、できない…。）。」

（きなこ、おかあさんのお布団にもぐりこみ）

きなこ　「おかあさん、超好きにゃー。大好きにゃー。ゴロゴロ、おかあさんペロペロ。もう死んでもいいかもしれにゃい。」

おかあさん「きなこ、いい子だね。さて、そろそろ寝るよー。」

きなこ　「うにゃん。おやすみにゃー。」

（そこから30分後、きなこ熟睡）

おかあさん　「う…ん、何かに力強く押される…。ベットの端においやろうとする何かが…いる！」

きなこ　「むにゃむにゃ。（たぶん夢の中だけど、若干寒いらしい。）」もっと暖かいところに、体のびのび、力強くグー。

だんだんと進行する「きなこ」軍。「おかあさん」軍はベットの真ん中の領土をだんだんと侵され、ついにはベットの端っこに。

最後には、ドスンと冷たい床の上に…。

おかあさん　「寒い…、でも幸せそうに寝ているきなこを起こすのはかわいそう…、今日も我慢するか。」

熟睡している「きなこ」を起こさないようにベットの端っこにもぐりこむおかあさん。

そんな状態なんで毎日、おかあさんは朝まで熟睡できず…。

おかあさん　「ふぁぁぁぁ、眠い…。」

きなこ　「おかあさん、おはようにゃ。今日もお目覚めすっきりだにゃ（キラーン）。今日の夜も一緒に寝るのにゃ。」

おかあさん　「…。」