ペット賠償責任特約をつけるべきか否か、それが問題だ…

「あずき」ちゃん、はいチーズ。

あずき　「あれ？なにか気配を感じるのにゃ」

あずき　「おにいちゃん、カメラ目線で勝手に写真にはいらないでくだちゃい。」

だいず　「ふむ。」

なんて二人のやりとりを「むふっ」と想像してしまう、おとうさんです。

さて突然はじまりました、2級ファイナンシャル･プランニング技能士（FP）／AFPのおとうさんがまじめにペットの保険を考えるシリーズ（化するかはわからないけど。）

第1回は、「ペット保険のペット賠償責任特約はつけるべきか否か。」です。

いやいや、おとうさん別に保険の仕事をしているわけではないので、特にこの分野に強いわけではないのですが、最近「きなこ」のペット保険を継続するときに、この特約をつけたままにするかどうか悩んだので、きっと皆さんも悩むんだろうなと思ったので、書いてみたわけです。

おとうさんの結論としては、「自分の火災保険の特約内容とよく比較検討した上で、自己の判断ではずしました。」

ペット賠償責任特約とはまあ簡単に言えば、「飼っているペットが誰かにケガなどを負わせた場合の賠償金をカバーするもの」ですな。ペット保険の特約として、月額数百円（年額：千数百円）でつけられることが多いと思います。

で、おとうさんは何を悩んだかというと、自分の入っている火災保険に「個人賠償責任特約」というのがついていて、これが同様の領域をカバーしているんじゃないかっていうこと。

この個人賠償責任特約は、いろいろな保険とかクレジットカードの特約で年間：数百円～でつけられるもので、「マンションで水漏れをして下の家に迷惑をかけてしまったとか、自転車で人にケガをさせてしまった。」などで使えるのが有名かと。

この特約の補償内容に「ペットが他人にケガをさせてしまった場合」というのがあったんです。

おとうさん、入っている火災保険の契約書を読み直して「補償内容が重複しているんじゃないか？火災保険特約のメリット／デメリットは何か。」を確認してみたところ、「確かに重複しており、保険金額も個人賠償責任特約のほうが上、さらに示談サービスつき。デメリットは特にないと思われる」ようだったので、これはペット賠償責任特約をつけておくメリットは自分にはないと思ってはずしました。

（メリットはあるのかもしれませんが、契約書を読む限り個人賠償責任特約のほうが私には上に思えました。ちなみに今回は火災保険の営業さんにメールで聞いてみたんですけど、やはり火災保険の個人賠償責任特約だけにしたところで致命的な影響があるとは思えませんでした。）

ちなみにおとうさんがおすすめする無駄のない保険の入り方は（小難しい契約書は最終的に読むとして）簡単に絵が書かれた概要書を流し読みして「こんなときどうなる？補償内容がこの保険とかぶっているんじゃないか」を想像して、営業さんに聞きまくることです。それでも保険間で重複している補償をすべて重複なしにはできないけどね。

きなこ　「おとうさん、もう終わったかにゃ？それだけやって千数百円ぐらいの話にゃ。自己満足だにゃ。」

あずき　「その千数百円でおいちいものほちいにゃ。」

おあとがよろしいようで。