破壊神、再度あらわる…

ガッシャーン！！

おとうさん　「えっ？何の音？」

だいず　「だいずは何もしていにゃいにゃよ…」

おとうさん　「だいずくんは、一度きなこと喧嘩して姿見を壊してくれたよね」

だいず　「ちいちゃいころの話にゃ…今日はおとうさんのそばにいたじゃにゃい」

おとうさん　「まあ、そういわれればそうだったね」

おとうさん　「きなこ？何かした？」

きなこ　「…ZZZ」

おとうさん　「返事がない…ただの屍のようだ」

きなこ　「ドラクエかにゃ。きなこはずーっとここで寝ていたにゃ」

おとうさん　「そうだよね。ってことは…」

あずき　「…あずきじゃにゃいよ」

おとうさん、きなこ、だいず　「怪しい…」

みんなで探し回ったところ、納戸の中で犯行のあとが…

あずきのキャリーケースが落とされていて、蓋が破壊されている状態でした…

おとうさん　「あずき…そろそろ白状しなさい」

あずき　「えへっ…あれはあずきがたまたま納戸を通りかかったときにゃよ。なぜか扉が開いていたから入ってみたのにゃ。そしたら、壊れたにゃよ」

おとうさん　「いやいや、重要な話が跳んでいるよね」

あずき　「おとうちゃま…ごめんにゃよ。でも扉が開いていたのが悪いし…ウルウル」

とかわいいポーズをしてアピール

きなこ、だいず　「そんなかわいいポーズしてもだめにゃ。悪いことしたら謝るのにゃ。ねえ、おとうさん」

おとうさん　「…」

きなこ、だいず　「？ねっ、おとうさん」

おとうさん　「あずきちゃん、かわいいなぁ…」

きなこ、だいず　「？まさか」

おとうさん　「しかたないなあ…これからは気をつけるんだよ。怪我しなかった？」

きなこ、だいず　「あずきちゃんに甘いにゃよ。ブーブー」

あずき　「（おとうちゃま、単純にゃねー）ごめんにゃ」

おとうさん　「うんうん」

あずきは末っ子気質なので、甘え上手ですよねー。

そういえば、前に壊されたときも同じような状態になった気が…キャリーケースまた買わなくちゃ…とほほ