おとうさん、だいずくんにほれこむ…
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だいず
さて、今回は「だいず」くんがおうちにきた時のお話です。
実は「だいず」くん、おうちに来たのは生後5ヶ月以上たったある日のことでした…。
でも、おとうさんはその2ヶ月以上前から「だいず」くんに会っていて、出会ったときのファーストインプレッションたるや、ハンパない衝撃だったのです。
(ちなみに、だいず幼少期の写真です。すいません、写真をスマホで撮ったのでフラッシュが映りこんでしまっています。)
「きなこ」はソマリながら生まれつき毛が短く、おとうさんは当時、猫を良く知らなかった(特にショートヘアのソマリという存在)ので、「そのうち、毛がもっさりするんだろうなあ。」と思っていたのですが、「きなこ」のご飯を買いにふらっと入ったペットショップにいたのが、「だいず」くんです。
<ペットショップでだいずくんに初めて会ったとき>
おとうさん 「うわー小さいくせに胸毛がフコフコで男らしいし、すげーかわいい。うちのおてんばは最近なつかないし、こんな子が良かったよなー(「きなこ」さん、失礼…)。なんて品種だ???うん…?ソ、、、マ、、、リだと…。おい、ソマリって大人になってから、フコフコになるんじゃねーのかよ。」
おとうさんは、一目で「だいず」くんに惚れたのであります。
ちなみにそのときすでに「きなこ」とおとうさんは、あまり仲がよろしくなくなっていました(というか一方的に「きなこ」から嫌われました)。
でも「我が家にはもう娘がいるし、二匹はなぁ…。きっと、良い飼い主さんが飼ってくれるよ。」と思い、泣く泣くその日は帰ったのでありました。(ちなみに余談ですが二匹目の壁は相当に高いけど、そこを越えると三匹目の壁は意外と低いものです。)
<その一月後>
まだだいずくんは、そのペットショップにいました。
おとうさん 「まだいるんだー。かわいいねぇ…。まあ、もうまもなくじゃない?良い飼い主さんに選ばれるんだよー。」
<さらにその一月後>
まだだいずくんは、そのペットショップにいるのです。
おとうさん 「…?(まさか、お前。そろそろ、やばいだろ…。)ねえ、おかあさん。あと一月この子がいたら、飼っていい?(半分冗談)」
おかあさん 「うん?(半分冗談で)おとうさんは、「きなこ」にだいぶ嫌われているから、かわいそうだからいいよ(笑)。」
<さらにもう約一月後>
「だいず」くん、だいぶ大きくなってまだそのペットショップにいるのです。
もはや子猫ではない、どうみても周りの猫たちとは違う青年猫がそこにいるのです。
この後はどうなることやらと、おとうさんとおかあさんは気が気ではなくなり、ついに決心して「だいず」くんをおうちに迎えることにしたのです。「きっと「だいず」くんは、僕たちと一緒になるためにあえてほかの人を選ばなかった」と言い聞かせつつ。
その後、うちに来た「だいず」くんは、順調に成長し今の姿になったのでありました。
(後日談)
ちなみに「だいず」くんも、見事に「きなこ」にやはり嫌われました。
おとうさんだけじゃないので、きっと男子が嫌いなんだな。おとうさん談
somali用
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