おとうさん、ある法則を発見する…

おとうさん　「おとうさん、ある法則を発見したんだよ」

あずき　「それはすごいのかにゃ？なんかすごい細胞を見つけるのとどっちがすごいにゃ？」

おとうさん　「まあまあ、あずきちゃん。それでは問題。この法則は何をあらわしているでしょう？」

と、パソコンに書きなぐり。

あずき　「なんかガリレオの湯川准教授みたいにゃ。でも、おとうちゃまは福山君とはぜんぜん違ってかっこよくないけどにゃ。どちらかというと不細工にゃ。どちらかといわなくても不細工にゃ。」

だいず　「ふむ」

≪おとうさんのみつけた法則≫

（１）【（A）】は、【タイミング（B）】の直前に【動作（C）】をする。
（２）【（A）】は、【タイミング（B）】の前でも【きっかけ（D）】があれば【動作（C）】をする。
（３）【（A）】は、【タイミング（B）】の前でも【（E）】が【動作（F）】をすると【動作（C）】をする。
（４）【（A）】は、【タイミング（B）】の前に【きっかけ（D）】を２度連続同じタイミングで行うと、【タイミング（B）】が更新される。

だいず　「…わかったにゃ。これはまさか…おとうさん、「天災を予測する」ことができる法則だにゃ。（A）は地震で（C）が火山が噴火とか…。おとうさん、恐ろしいにゃ…」

あずき　「おとうちゃまがそんなことがで見つけられるわけにゃいなりよ。おにいちゃま…」

だいず　「それじゃあ、「文明が衰退していく」法則なりにゃ。（A)は文明で（C）が戦争とか紛争とか…。おとうさん、怖いにゃ…」

あずき　「だから、おとうちゃまがそんな法則を見つけることができるわけないっていっているにゃよ。おにいちゃま」

だいず　「あずきちゃん。そんなにおにいちゃんを馬鹿にするけど、ぜんぜんわかっていないんじゃにゃいの？」

あずき　「おにいちゃま、あずきはわかっているにゃよ」

だいず　「絶対、うそにゃ。あずきちゃん、うそつきにゃ。おにいちゃん、うそつきはきらいにゃよ。怒るにゃよ。」

あずき　「だから、おにいちゃま…」

おとうさん　「あずきちゃん、ずーっと正解！！正解は、「朝だいずくんがおとうさんをおこす」法則でした」

≪おとうさんのみつけた法則≫

（１）【だいずくん】は、【いつもおとうさんがおきる時間】の直前に【おとうさんをおこす行動】をする。
（２）【だいずくん】は、【いつもおとうさんがおきる時間】の前でも【目覚まし時計が鳴る】があれば【おとうさんをおこす行動】をする。
（３）【だいずくん】は、【いつもおとうさんがおきる時間】の前でも【おとうさん】が【おきそうなそぶり】をすると【おとうさんをおこす行動】をする。
（４）【だいずくん】は、【いつもおとうさんがおきる時間】の前に【おきそうなそぶり】を２度連続同じタイミングで行うと、【いつもおとうさんがおきる時間】が更新される。

あずき　「おにいちゃま、こう見ると行動が単純にゃね。あずきは複雑だから、こんな法則はみつけられにゃいにゃりよ」

おとうさん　「どうかな？今度はあずきの法則をみつけてあげるね」

あずき　「結構にゃりよ」

だいず　「ふむ（われながらシンプルにゃり…）」